いや、別にどうでも良いんじゃね?ニコニコ動画なんてどうせ楽しいし。

 なんか、ニコニコのアクセス数が激減らしい。まあ、私の場合は元々(アクセス激減の原因と言われている)MADはあまり観てなかったし、どうせ楽しいのには変わりないから別に良いんだけどね。

 「ニコニコ動画」のアクセス激減 その原因は…?-痛いニュース(ノ∀`)
 最近、人気動画共有サイトニコニコ動画』のアクセスが激減しているといわれている。実際にプレミアム会員の退会者や「最近ニコニコ動画あまりみないんだよね」という人の声を聞くこともが増えている。昨年の夏にリリースされた初音ミク以降、爆発的なアクセス数を記録し会員数も急増いていたサイトなのだが……。ニワンゴに近い関係者に話を聞いてみると……。

 つーことで、この機会に私が感じているニコニコの楽しさっていうのを考えてみた。

ニコニコの楽しさって?

 で、なんだかんだ言って、やっぱその楽しさの源はコメント機能になるわな。コメントそのものの面白さも当然あるし、コメントがあるからこそみんな才能の無駄遣いをするんだろうし。まあ、MADがその最たるものだったんだろうけど、別に良いんじゃね?そのうち権利関係片付くの期待しとけば。
 

クリエイターから観たニコニコの楽しさ

 つーか、書くつもりも無かったんだけど、実はおとといある人と飯を食った。彼はニコニコでそれこそ才能の無駄遣いをしていて、自身のタグが出来たりするくらいに活躍中の人なんだけど、そんな彼のやってることをニコニコ上で観て思ったのは、本当に楽しそうだな、ってこと。マジメにやってみたり、ネタをやってみたり、自分の才能を遺憾なく?発揮して好き勝手やっていて、その楽しみようには正直嫉妬した。で、彼の動画には「なんだプロか」ってコメントされることもあるんだけど、実際プロだったりして、ニコニコのほうが楽しくて本業そっちのけでやってるみたいだった。つまり、彼のようなクリエイターにとっても、それだけニコニコっていう場は発表の場として魅力的ってこと。だから、当然観る側にとっての楽しさもあるんだけど、彼のようなプロが投稿したくなるくらいに「楽しい発表の場」っていうのは、実はすげぇ価値を持ってるよな。

ニコニコのキラーコンテンツ

 つーことで、私が思うニコニコのキラーコンテンツって、MADでもなんでも無く、つまりはコメント機能になるわけ。ということは、別にアクセスが激減したからって魅力が無くなるわけじゃないし、それ自体が解説したい人向けのオプションであって、私のようなユーザーから言わせてもらうとどうでも良いことなんじゃないか、って思う。ただ、このまま赤字が続いてサービス停止とかっていったら涙目なんだけど・・・その辺は夏野さんが来て、ビジネス的な観点から観ても楽しみがさらに増えたし、それ自体も実はキラーコンテンツの一つだったりして。

実を言うと私はアンチだった

 そんな私は実を言うとニコニコみたいな文化が嫌いだった。多分当時ニコニコがあっても、嫌悪はすれど絶対にプレミアム会員になんかならなかったと思う。それはニコニコがスタートしてからもしばらくは変わらなかったんだけど、まあ見事にハマった。私は別にアニメが好きだったりするわけでも無く(今でもみんな盛り上がってるのを観て何が面白いのか分からないことは良くある)、ニコ厨になるきっかけは単純に当時プレイしていたゲームの実況動画が観たかっただけだった。でも、そうこうしているうちに弾幕とかに遭遇したりして、本人も知らないうちにハマっていった。当時の私を思い起こしてみると、くその役にも立たないようなプライドがニコニコみたいな文化を拒絶していたんだなって思う。多分専門学校で音楽をやって来て、著作権のことや音楽の本当の価値とは何か?っていうようなことをマジメに考え続けて来て頭が固くなってたんだな。だから本当に大切なはずの「何か」に気付いていたのかどうかは知らんけど、実際に体験することも無く「何あれ?ウゼーよな」とか思ってた。でも、そういうくだらないものを全部捨てて体験してみたら観えてくるものがあって、それは「どう観ても幸せなのはこいつらのほうかもな」ってことだった。それに気付いてからは友人とかに「お前本当ニコニコ好きだな」なんて言われても、普通に「好きだよ」って言えるようになった。

ニコニコがやろうとしてることってマジメに考えてもすげぇと思う

 あと、何が楽しいか?っていうことを抜きにして考えてみても、ニコニコはすげぇことをやろうとしてる気がする。ただ、表面的には色々ネタ的にやってるように観えるだけで、例えば前にあったニコニコ宣言にしても、実はものすごくまともなことを言ってる。私の場合は、ニコニコなんて眼中に無かったころ、すげぇ考えていた「こうなったら良いなぁ」っていう、音楽やらアートやらの未来像みたいのがあった。で、その後ニコニコ宣言がされて、それを眺めてみたら、私自身考えていたものの言葉や企画に具現化出来ていなかった未来像そのものだったりして・・・それはもう、ニコニコ宣言やひろゆき氏のインタビューなんかを読んでみても「それだよそれwww」って感じだった。だから、余計応援したくなるし、自身の企画にもニコニコを絡めたいと思ったりするし、単純に悔しかったりもする。

まとめ

 つーことで、私みたいな「楽しければ良い」っていう人間は世間で問題視されていることなんかを丸ごとスルーできるたちだから、コレからもなんの引っかかりも無くニコ厨で居続けるんだろうな、と。


 なんか、書き始めたらめちゃくちゃニコニコ寄りのエントリーになっちゃったけど・・・まあ、いいか。